Raspberry Piをブリッジにしてps3をネットに接続する

Raspberry Piをハブとして運用していきます。自作ルータ制作にあたっての練習として作ります。
usbのNICを接続しラズパイを経由してps3をインターネットに接続することがゴールとなります。

OSは”ubuntu mate 16.04”にて行いました。

 

NICのデバイス名を以前のものに変更する

いつかのバージョンからデバイス名の命名法が変わっているみたいなので、ifconfigした際に混乱しないように元に戻しました。

/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

に下記のように追記すると変更することができます。

SUBSYSTEM=="net",ACTION=="add",ATTR{address}=="xx:xx:xx:xx:xx:xx",NAME="eth0"

xxの部分にデバイスのアドレスを入れます。
必要な分だけ追記していきます。

ブリッジを作成する

/etc/networks/interfaces

に以下のコードを追記してブリッジを作成します。  

auto eth0
iface eth0 inet static
adress 0.0.0.0

auto eth1
iface eth1 inet static
adress 0.0.0.0

auto br0
iface br0 inet dhcp
bridge_ports eth0 eth1
bridge_stp off
bridge_maxwait 1

「bridge_ports」にブリッジするNICを指定します。これにてブリッジの作成は完了です。

接続テスト

クロスケーブにてps3と接続し、ps3の接続テストを実行しました。
結果は全て成功し、速度は上り/下りが69.7Mbps/74.0Mbpsでした。

webフィルタリングされた環境をps4で通信できるようにするために突破する方法の提案

部屋の端子までlan配線方式が採用され、すべての通信が中央のルータに監視されフィルタリングされている特殊な環境下での話であり、実用性があまりない可能性があります。

かなり不健全な環境であると言わざるを得ません。

 

webフィルタリングによってYouTubeの閲覧、dmmへのアクセス、ps4psnへのログインもできない環境でのフィルタリングの回避の方法の提案です。

一般的にフィルタリングはvpnを介すことで回避できますが、vpn接続に対応していない機器での回避の方法の考察、実験を行います。

 

今回用いる方法は、Raspberry Pi上のosにてopenvpn接続し、ps4をブリッジ接続させることでフィルタリングを回避する手法です。

 

構成図としてはこのような想定です。

 

それではRaspberry Piのセットアップを始めていきます。

osはubuntu mate を使用します。